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サハリン2について
朝日新聞
天性人語より
(2022/7/2)

みなさん、こんにちは。

 

私の実家の保護猫兄弟、チャーリーとブラウンの写真を待ち望まれていらっしゃった方には申し訳ありません。

今週のブログは、定期的にまいります勉強強化月間です。

 

今週はというと、欧米に同調しロシア制裁を強める日本にとって、突然【サハリン2】を巡り、揺さぶりをかけてきたロシアについて。

 

恥ずかしながら私は、このサハリン2について無知に近かったのですが、私と同様、詳しくない方もいらっしゃるでしょうから、一緒に勉強をしていきましょう。

 

7月2日(土)の朝日新聞の天声人語の文章をそのまま以下伝えます。

 

戦前、樺太(サハリン)には40万人もの日本人が暮らした。終戦まぎわの1945年夏、ソ連軍が侵攻し、日本の樺太庁の施設や鉄道、学校、工場などを接収した。

▼接と収。字面はやさしいが、強奪である。昨日、報道でその言葉を久々に目にして考え込んだ。ロシアのプーチン大統領が、日本企業も出資する天然ガス・石油開発事業「サハリン2」をロシアのものとする大統領令に署名しした。

▼日本は1969年、初めて液化天然ガス(LNG)を輸入し、以来、その利用で世界を先導してきた。70年代、2度の石油危機をへて、原子力と並ぶエネルギー多様化の柱に。東日本大震災で原発が止まると、役割はさらに高まった。

▼LGNはマイナス162度の超低温に冷やし、魔法瓶のようなタンカーで運ばれる。日々の炊事を支える都市ガスや、冷房や冷蔵庫に欠かせない電気にも使われている。文字通り私たちの命綱だ。

▼資源の乏しい日本は、いつの時代もエネルギー源の確保に頭を悩ませてきた。樺太庁も懸命に島で石油採掘を試みている。

石油に比べ、LNGは輸入元の多さが強みだったが、今回の件でサハリンからの供給は不透明になった。〈すべての卵を一つのカゴに盛ってはならない〉。リスク分散の大切さを説く格言をかみしめる。

▼貿易や投資を通じたグローバル化が友好につながるという幻想は、もはや崩れた。「法の支配」を踏みにじる国々とどう切り結んでいけばよいのか。つくづく難しい時代に入ったものである。

 

 

今後の電力やガスの安定供給への影響も懸念されるため、ことの重大さを物語っています。

 

『今さらだけどLNGって?』や『サハリン2について詳しく知りたい』などあると思いますので、

明日以降のブログで、引き続き一緒に勉強をしていきましょう。