施工事例・お客様の声 詳細
お客様の声・ブログ
なぜこの時期での
牽制か
みなさん、こんにちは。
本日のブログは、連日に引き続き、サハリン2について。
なぜこの時期に、ロシアは“LNG”という急所をついて日本へ揺さぶりをかけてきたのか、ということを説明していきます。
サハリン2はソ連崩壊後のロシアが混乱する中で契約が結ばれ、以前からロシア側としては『外国企業に有利だ』との不満が根強くありました。
そのため、サハリン2を巡っては、ロシア議会内でも以前から見直しを求める声があり、ロシア下院のボロジン議長は『1990年代初めの契約で、日本が法外な収入を得ている。我々に何百もの制裁を発動しているのに』と6月15日に日本排除を訴えていました。
ウクライナ侵略後、日本は欧米と協調して厳しい対ロ制裁を科していましたが、ロシア側はそれを国際法違反だと反発。
このタイミングを狙ったのも、日本が欧米と対ロシアで結束を示した主要7カ国(G7)や、岸田文雄首相が北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議を終えたタイミングだからと言われており、日本を牽制する狙いがあったとみられています。
昨日のブログでも少し触れておりますが、ロシアでの事業継続を模索する日本とは異なり、すでに欧州では撤退が続いています。
それではなぜ、欧州は多額の損失覚悟の撤退が続いているにも関わらず、日本は撤退をせず、事業継続を模索しているのでしょうか。
続きは明日のブログで勉強していきましょう。