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「塗る太陽電池」
事業化

みなさん、こんにちは。

 

太陽光を販売する会社として、とても興味深いニュースが飛び込んで参りました。

なんと、栃木県のスタートアップ企業が、太陽光で発電する塗料の実用化に取り組み始めているようです。2018年に特許を取得した発電技術でさらに研究開発を進めており、これから5年程度で太陽光発電するカーテンの製品化を目標に掲げているそうです。

 

まだまだ分からないことも多くありますが、少なくともメリットが3つはありそう。

①ソーラーパネルが設置できないような場所でも設置ができ、発電が可能。

➁製品化の際は、ソーラーパネルの10分の1程度のコストに抑えることが可能。

③鉛を一切使わない利点があるため、鉛が環境規制の対象となっている欧州含め、世界中での使用が期待。

 

デメリットもやはりあります。

①シリコンを基板に使うソーラーパネルに比べると、発電量は半分程度。

➁大手企業や大学で研究が進んでいる“ペロブスカイト型”発電インクに比べると、発電効率が劣る。

 

現在実現している発電インクは手のひらサイズの大きさまでだそうですが、5年後を目処にカーテン程度の大きさにすることを目指していらっしゃるそうです。

 

「まだ課題は多いが、将来的にはホームセンターで気軽に買ってはけで塗れるような『塗る太陽電池』をつくりたい」と語っていらっしゃり、今後がとても楽しみですね。

 

“塗る太陽電池”事業化へ